古民家の湿気対策は何ができる?カビやにおいを抑える方法!

古民家は湿気対策をしっかりしておかないと、シロアリが発生する原因になりかねません。また、カビの発生や、カビ臭いといったにおいが発生することもありますよね。

古民家の湿気対策は何ができるのか、どうすればカビやにおいを抑えることができるのかをご紹介していきます。

 

古民家で湿気対策をしなければいけない理由

夏の高温多湿は普段生活しているだけでも食欲がなくなってしまったり、熱中症で倒れてしまったりと人間に対しての被害がたくさんありますが、実は古民家にとっても、湿気はできる限り取り除かないといけないものなのです。

古民家と言えば木材でつくられている家がほとんどだと思われます。木材だと湿気が原因でカビやダニが発生しやすい環境ということができます。また、湿気によって木材が柔らかくなり、やわらかくなった木材がシロアリの餌となり、床などが被害に遭い、さらにひどい場合は構造部分の木材がシロアリの被害を受けることで建物自体が傾いてしまうといったことになりかねません。

カビが繁殖し過ぎるとハウスダストの原因にもなってきます。日本の気候は冬場は乾燥していますが夏場はかなり湿度が高くなり、あっという間にカビやダニの被害に遭ってしまいます。

特に古民家は床下が湿気がたまりやすい環境となっています。また土地柄にもよってくるのですが、水はけの悪い土地ですとその分水が逃げていかないのでより湿気の温床となってしまいます。

カビやダニ、シロアリの被害から家屋を守るためにも湿気対策が必要となってきます。

古民家の湿気、カビ、におい対策

古民家における簡単にできる湿気対策は、3つの対策方法が挙げられます。

  1. 換気をしっかりとする
  2. 結露をすぐにふき取る
  3. 湿気のたまりやすいところに除湿剤を置く

手軽にできる対策として最初にあげられるのは換気をしっかりすることです。窓をしっかりと開けておくことで湿気を逃すことができます。窓が2か所あるのであれば2か所あけておくことで風の入口と出口の構造ができあがるのでより効率的に換気をすることができます。

次にできることは結露はすぐにふき取るです。結露をそのままにしておくと湿度が下がらないのはもちろんですが、結露している部分にカビが繁殖します。カビを発生させない、湿度を揚げないためにも、結露を見つけたらすぐにふき取っておくことをおすすめします。

タンスなどの家具と壁の間や収納スペースは特に湿気がたまりやすくすぐに壁や衣類にカビが生えてきます。冬に使ったコートをワンシーズン経ってから使おうと思ったら白くなっていたとなんていう話は良く聞きます。なので、除湿剤を設置して少しでも湿度を下げることでカビの発生を抑えることができます。

以上簡単にできる湿気対策をご紹介させていただきました。あくまでも簡単にできる湿気対策なので住んでいる環境によっては簡単な対策では対処しきることができない可能性もあり、また根本的な解決になっていないので継続し続けなければなりません。お金はかかりますが、しっかりとした対策方法もあります。

方法としては、

  1. 除湿シートを敷き込む
  2. 調湿剤(ゼオライト、石炭などなど)を敷き込む
  3. 土間などにコンクリートを敷きこむ
  4. 床下に換気扇を設置する

以上のような湿気対策がありますが、ある程度の予算が必要となってきます。とはいえ、半永久的に効果があったりと、対策をし続ける手間を省くことができるので、長期的に古民家に住む予定に方はこういった対策を頭に入れて検討してみることをおすすめします。

簡単に湿気対策できるグッズ

簡単にできる除湿グッズとしてあげられるのは、新聞紙、重曹、竹炭があります。

新聞紙はそのまま使うよりも一度くしゃくしゃにしてあげることで表面積がひろがり、除湿効果がアップします。台所の床下収納などにおいておくとカビの発生を抑えることができます。また、布団の下に敷いておくことで布団や、畳にカビが発生することを抑えることができます。

重曹の使い方は、空き瓶などの容器に重曹を入れて、口にガーゼをかぶせて輪ゴムで止めるだけです(ガーゼで口をふさがないで、口をあけたままでも効果はあります)。重曹も台所下の収納やげた箱、収納スペースなどの湿気がたまりやすいところにおいておく除湿してくれます。交換時期は重曹が固まってきたタイミングです。重曹が固まったら湿気を吸収した証拠なので新しいものと交換してあげましょう。固まった重曹は掃除でも変わらない効果で使用することができるのでとてもエコな商品です。

次に竹炭があります。竹炭には湿気を吸い込んだり吐いたりと、湿度を一定に維持してくれる効果があります。しかも半永久的に使うことができるます。湿気を吸収したら天日干しするだけで効果が元通りとなります。

今ご紹介した湿気対策はあくまで簡易にできるものなので、本格的な対策としては効果が弱いと思われます。本格的に対策をしようと思ったら、床下に除湿シートを敷いたり、石炭やゼオライトを敷き詰める。床下にコンクリートを流し固める。床下に換気扇を設置する必要があります。湿気は下にたまる習性があるので、床下の対策が必須となってきます。

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参考例として楽天市場で販売されている除湿シートやゼオライトのリンクを貼っておきます。価格の参考にしていただければ幸いです。

通販サイトなどでも販売されていますが、メーカーなどから直接買うことでさらに値段を抑えることもできます。

シロアリに浸食されてからでは遅く、高温多湿の日本の古民家で長い暮らしをするのであれば、少しでも早くしっかりと対策をしておくことで、余計な出費を抑えることができます。シロアリに浸食されてからだと、下手をすれば修繕に何十、何百万円といった費用が必要になってきます。

早めの判断が求められるので、不安なときは住居のプロに聞くのも大切な対策方法であります。

まとめ

古民家における簡単にできる湿気対策の方法をご紹介させていただきました。除湿することで、カビやにおいを抑えることは大切ですが、最悪の場合はシロアリの被害によって家屋自体をリフォームしなければならないといったこともありえます。

重曹や竹炭での湿気対策はあくまでも簡単にできるものでしかないので、予算が必要とはなってしまいますが、床下に除湿シートを敷いたり、ゼオライトを敷き詰めることで、しっかりと湿気対策をすることができ、快適に過ごすことができ、なおかつ家屋をしっかりと守ることができます。

 

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