「I LOVE みんなの動物園」で四千頭身の後藤さんがフサオマキザルのなつきちゃんと共同生活を始められましたね。
フサオマキザルはあまり聞きなれないサルだったのでどんな特徴があるのか気になりました。
フサオマキザルは知能が高くてかしこいそうなのですが、どれくらい知能が高いのでしょうか?
フサオマキザルはどれくらい知能が高くてかしこいのか、どんな特徴のあるサルなのかについてまとめていきます。
フサオマキザルは知能が高くてかしこい?
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フサオマキザルは実はディズニーのアラジンのアブーのモデルとなったサルです。
意外と知っていたお猿さんだったんですね。
フサオマキザルは南アメリカの亜熱帯林と熱帯林に生息していて、新世界ザルのなかで最もかしこいといわれています。
手先もかなり器用なことから、南米のチンパンジーといわれているほどです。
フサオマキザルは介護動物として訓練がされています。
介護犬は聞いたことがあると思いますが、実は介護猿もいます。
・扉の開閉
・スプーンで食べ物を口に運ぶ
・照明のスイッチのON/OFF
・リモコンや電話機器を扱うことができる
・ものを拾ったり、本のページをめくることができる
身体的なサポートももちろんですが、そこまで大きなサルでなく見た目のかわいさもあって癒しにもなるので精神的なサポートも可能です。
日本では介護猿は導入されておらず、アメリカ、フランス、ベルギーで導入されています。今後日本でも導入される可能性は十分にありそうですね。
中には電子レンジでものを温めることができるといった事例もあるそうなので、訓練次第では家電製品も扱うことができます。
フサオマキザルの知能の高さがわかりますね。
フサオマキザルは寿命が30~40年あることから、介護犬の13年に対して2~3倍も長生きをすることから、よりパートナーと長い期間過ごすことができるメリットもあります。
フサオマキザルの特徴は?
樹上での生活がしやすいようにしっぽの先がものをつかみやすいように巻いていることがフサオマキザルの名前の由来になっています。
頭部に盛り上がったようなふさふさな毛が生えていることも特徴的です。
メスよりもオスのほうが大きく成長し、同じオマキザルの中でもフサオマキザルは体つきがしっかりしていて、褐色の長い体毛、長く太いしっぽを持っています。また、顔には毛がなくて皮膚が見えています。
危険を感じると口笛のような声を出して相手を威嚇します。
木を叩いて中にいる虫の場所を調べたり、硬い木の実の殻を気にぶつけて割って中身を取り出したり、石を使って木の実の殻を割っている行動も観測されています。
木や植物のシロップを傷口に塗っている姿も確認されていて、自分自身で治療も行っています。
学習能力が高く、簡単な道具であれば使えるほどということから介護猿として活躍しているものもいます。
まとめ
フサオマキザルがどれほど知能が高くてかしこいのか、どんな特徴があるのかについてまとめさせていただきました。
石などの道具を使って木の実を割ったり、傷口にシロップを塗り込んだりと知能の高さを感じることができますね。
国によっては介護猿として活躍していて、現在はまだ日本では導入されていませんが将来的には日本でも活躍するようになるかもしれませんね。
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